リモートコンソール(SSH)ユーザーガイド
リモートコンソール機能を使用すると、ウェブブラウザから直接サーバーへSSH接続が可能です。別途ターミナルプログラムをインストールせずに、SHIELDGate上で安全にサーバーを管理できます。
目次
- 機能紹介
- サーバーリストの確認
- サーバーへの接続
- ターミナルの使用
- ファイル転送機能
- セッションの終了
- エラー対応
- 注意事項
機能紹介
リモートコンソール機能の利点は以下の通りです:
- 簡単な接続:SSHクライアントのインストール不要
- 安全な接続:SHIELDGateのRemote Browserセキュリティ環境で安全なSSH接続
- ウェブターミナル:ブラウザ上でコマンドを実行可能
- ファイル転送:ウェブからファイルのアップロード/ダウンロードが可能
- ワンクリック接続:ポリシーにより認証情 報なしで即時接続可能
サーバーリストの確認
ステップ1:リモートコンソールメニューへアクセス
- SHIELDGateにログインし、左側のメニューからリモートコンソールを選択
- 管理者が登録したサーバーリストがカード形式で表示されます
サーバーカードの情報
各サーバーカードには次の情報が表示されます:
- サーバー名:管理者が設定した識別名
- サーバー状態:接続可能かどうかのステータス
サーバー詳細情報の確認
サーバーカードにマウスを重ねると、ツールチップで追加情報が表示されます:
- サーバー名と説明:管理者が設定したサーバー名と説明
- サーバーIP:接続先のIPアドレス
- ポート番号:SSH接続ポート
サーバーへの接続
接続方法
- 任意のサーバーカードをクリック
- 自動的にSSH接続が開始されます
- 接続に成功するとターミナル画面が表示されます
自動認証
- 利用者はIDやパスワードを入力する必要がなく、管理者が事前に登録した認証情報で自動接続されます
ターミナルの使用
基本的な使用方法
SSH接続が成功すると、ウェブターミナルが起動さ れます。
コマンド実行
- 通常のLinuxコマンドをすべて使用可能
- キーボード入力がリアルタイムでサーバーに伝達されます
- 実行結果はすぐにターミナルに表示されます
ファイル転送機能
ファイルのアップロード
ローカルPCからサーバーへファイル転送
- ファイル転送ウィンドウでアップロードタブを選択
- アップロードするファイルを以下の方法で選択:
- ローカルPC:PCから直接ファイル選択
- SHIELDGateファイルボックス:SHIELDGateのファイルボックスから選択(SHIELDrive利用者のみ)
- サーバー側の保存先パスを指定
- アップロードボタンをクリック
- 進行状況を確認し、完了メッセージが出るのを待ちます