SHIELDGate利用方法
SHIELDGate利用方法
ユーザーは様々なアクセス方法で利用したいウェブページ、ウェブシステム、またはSaaSなどのウェブアプリケーションにアクセスできます。アクセス時にはSHIELDGateが 提供する分離ブラウザを通じて安全にアクセスし、ユーザーの端末とアクセスするウェブページ(またはシステム)は分離されて端末を安全に保護します。
準備事項
SHIELDGateはChrome、Edgeに最適化されています。SHIELDGateをスムーズに使用するためにはChromeまたはEdgeブラウザを使用してください。
ウェブページ(システム)アクセス方法
SHIELDGateは4つのアクセス方法を提供します。これは組織の管理者が設定したポリシーによって異なる場合があります。
1. アプリ方式アクセス
アプリ方式アクセスは管理者が事前に登録したシステム(アプリ、サイト)に対してユーザーページを通じてアクセスする方式です。この方式は以下のようなステップで進行します。
- ステップ1: ユーザーはSHIELDGateログイン後、提供されたアプリリストから希望のシステムを選択します。
- ステップ2: ユーザーが選択したシステムに分離ブラウザを通じて安全にアクセスが進行します。
- ステップ3: 管理者が設定したポリシーに応じてユーザーごとに表示されるシステムリストが異なる場合があり、ユーザーのアクセス環境に応じて一部のアクセスが制限されたり、ブロックされる場合があります。
2. URL入力方式 アクセス
URL入力方式アクセスはユーザーが直接URLを入力して希望のシステム(アプリ、サイト)にアクセスする方式です。この方式は以下のような特徴を持っています:
- ステップ1: ユーザーはSHIELDGateログイン後に表示されるURL入力欄で「http://」または「https://」を含めてアクセスするサイトのURL情報を入力します。
- ステップ2: ユーザーが入力したURLに分離ブラウザを通じて安全にアクセスが進行します。
- ステップ3: 管理者が設定したポリシーに応じてアクセスが制限されたり、ブロックされる場合があります。
3. アプリ方式アクセスとURL入力方式の併用
アプリ方式アクセスとURL入力方式を両方使用してアクセスできます。この方式は以下のような特徴を持っています。
- ステップ1: ユーザーはSHIELDGateログイン後、提供されたアプリリストから希望のシステムを選択するか、URL入力欄で「http://」または「https://」を含めてアクセスする サイトのURL情報を入力します。
- ステップ2: ユーザーが選択したアプリまたは入力したURLに分離ブラウザを通じて安全にアクセスが進行します。
- ステップ3: 管理者が設定したポリシーに応じてアクセスが制限されたり、ブロックされる場合があります。
4. PAC(Proxy Auto Configuration)方式アクセス
PAC方式アクセスはユーザーがローカルPCからウェブブラウザを通じてURLを入力する場合、自動的に分離されたブラウザでアクセスできるように設定する方式です。
- ステップ1: ユーザーはChromeまたはEdgeブラウザのアドレス入力欄にアクセスしたいサイトのURLを入力します。
- ステップ2: 管理者が設定したPACポリシーに応じて分離ブラウザを通じてアクセスするように設定したサイトに限り、分離ブラウザを通じて安全にアクセスが進行します。
- ステップ3: 管理者が設定したポリシーに応じてアクセスが制限されたり、ブロックされる場合があります。
5. アクセス制御およびセキュリティ機能
SHIELDGateの分離ブラウザを通じてアクセスする際、以下のようなアクセス制御およびセキュリティ機能を提供し、ユーザーをより安全に保護します。
- ユーザー条件に基づくアクセス制御: 時間、場所、デバイスなど様々な条件を設定してアクセスを制御します。
- 使用権限管理: 管理者はユーザーに割り当てられたアプリまたはURLに対するアクセス権限を細かく管理し制限します。
- 有害サイトブロック: 接続された有害サイトデータベースを通じてユーザーがアクセスを試みた有害サイトを自動的に識別しブロックします。