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ウェブカテゴリ

ウェブサイトのURLを検索し、該当サイトのカテゴリ分類情報を照会および管理できる機能です。 管理されたカテゴリ別に、URL入力画面の条件付きポリシーを通じてユーザーの行動を制御できます。


ウェブカテゴリ管理機能

ウェブカテゴリ管理は、ユーザーがアクセスするすべてのウェブサイトをカテゴリ別に分類して体系的に管理する機能です。

基本的な動作方式

  1. カテゴリ照会: ウェブサイトに接続する際、該当サイトの分類情報を照会
  2. 手動修正: 管理者が既存の分類結果を検討し、必要に応じてより正確なカテゴリに修正
  3. ポリシー適用: 分類されたカテゴリに基づき、URL入力画面の条件付きポリシーでアクセス制御および使用ポリシーを設定

活用目的

  • 効率的な管理: 多数のウェブサイトをカテゴリ別にグループ化して管理
  • 一括ポリシー適用: 一度の設定で、同じカテゴリのすべてのサイトにポリシーを適用
  • 自動化: ソフトキャンプカテゴリDBで新規サイト情報を照会し、管理負担を軽減

URLカテゴリ検索

検索方法

  1. URL入力画面メニューに移動します。
  2. カテゴリタブを選択します。
  3. URLカテゴリ管理セクションで検索するURLを入力します。

検索可能な形式:

  • 完全なURL: https://www.sample.com
  • ドメインのみ: sample.com
  • サブドメインを含む: mail.sample.com

検索結果の種類

1. 既存の分類済みサイト

Portal Sites | sample.com

すでにカテゴリが割り当てられたサイトで、右側に現在分類されているカテゴリ名が表示されます。

2. 未分類サイト (Uncategorized)

カテゴリを入力してください。

まだカテゴリが割り当てられていないサイトで、管理者が直接カテゴリを選択する必要があります。


カテゴリ修正および管理

既存カテゴリの変更/新しいカテゴリの割り当て

  1. 検索結果で**[修正]**ボタンをクリックします。
  2. 表示されるドロップボックスから適切なカテゴリを選択します。

カスタムカテゴリ管理

カスタムリストの確認

右側のパネルで、現在カスタマイズされたサイトを確認できます。

表示情報:

  • URLドメイン
  • 現在割り当てられているカテゴリ
  • 修正日時

ロールバック機能

  1. カスタムリストで元に戻したいURLを選択します。
  2. **[ロールバック]**ボタンをクリックします。
  3. 確認メッセージで**[確認]**をクリックして、デフォルトのカテゴリに復元します。

⚠️ ロールバック時、該当URLはソフトキャンプカテゴリDBの基本分類に戻ります。


条件付きポリシー連携

カテゴリを管理した後、URL入力画面の条件付きポリシーで、カテゴリ別のカスタムポリシーを作成します。

ポリシー設定方法

  1. カテゴリ分類: ウェブサイトを適切なカテゴリに分類
  2. ポリシー作成: URL入力画面の条件付きポリシーでカテゴリ別ポリシーを作成
  3. 自動適用: 該当カテゴリのすべてのサイトにポリシーが自動的に適用

ポリシー適用例

セキュリティ強化

対象: Malware Distribution Sites, Phishing Sites
ポリシー: 24時間完全アクセス遮断

業務集中

対象: Games, Entertainment, Shopping
ポリシー: 勤務時間(09:00-18:00)アクセス遮断

詳細な条件付きポリシー設定方法は、**URL入力画面の条件付きポリシー**ドキュメントを参照してください。


活用シナリオ

シナリオ 1: 業務サイトと個人サイトの分離

目的: 勤務時間の集中度向上

設定方法:

  1. 業務関連サイトを「Business」、「Academic Information」などに分類
  2. 個人用サイトを「Entertainment」、「Games」、「Shopping」などに分類
  3. 条件付きポリシーで、勤務時間中は個人用カテゴリへのアクセスを遮断

シナリオ 2: セキュリティリスクサイトの遮断

目的: 組織のセキュリティ強化

設定方法:

  1. 危険サイトを「Malware Distribution Sites」、「Phishing Sites」などに分類
  2. 該当カテゴリに対し、完全アクセス遮断ポリシーを適用
  3. 新しい危険サイトはソフトキャンプカテゴリDBで管理され、遮断

シナリオ 3: 部署別カスタムアクセス制御

目的: 部署別の業務特性に合わせたアクセス制御

設定方法:

  1. 開発チーム: 「Academic Information」、「Cloud」カテゴリを許可
  2. マーケティングチーム: 「Business」、「Shopping」カテゴリを許可
  3. 人事チーム: 「Government/Organizations」、「Business」カテゴリを許可