- SHIELD IDはMicrosoft Entra IDおよびSCI Serverと連動し、ログページでユーザーのグループ(組織)パスを表示する機能を提供します。これにより管理者はユーザーの所属を簡単に確認し、ログデータ分析に活用できます。
サポート機能
1. グループパス表示機能
- ユーザーのグループ情報をSHIELD IDと連動してログページで照会可能です。
- 特定の基準グループを設定してログデータのフィルタリングが可能です。
- 兼務処理ロジックを適用し、1人のユーザーが複数のグループに属する場合、代表グループを自動決定します。
2. 同期方式別サポート
同期方式 | グループパス設定可否 | パス基準グループ選択 | 特記事項 |
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Microsoft全体同期 | ✅ 可能 | ✅ 可能 | 全体テナントのすべてのユーザーを含む |
Microsoft指定グループ同期 | ✅ 可能 | ✅ 可能 | 選択したグループ以外のユーザーを含めない |
SCI Server同期 | ❌ 不要 | ❌ 不要 | ユーザーの組織が1つだけ存在する構造 |
3. ログページでの活用
- ユーザーのグループパスを部署カラムに表示します。
- 検索時にユーザーが属するグループ名でも検索可能です。
4. 例外処理
- 基準グループ未設定時:全体グループパスを出力しません。
- SCI Serverは最上位グループ自動設定:別途基準グループ設定は不要です。
- Microsoft指定グループ同期時、選択されていないグループは除外:同期対象グループのみが含まれます。