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ホーム(ダッシュボード)

ログインに成功すると、ウェブ管理者コンソールのホーム画面に移動し、ダッシュボードを確認できます。


1. システムダッシュボード


システムダッシュボードでは、現在のSHIELDEXサーバーのリソース状況をリアルタイムで把握できます。

このダッシュボードは「システム管理者」と「チャネル管理者」の両方に表示される画面です。

*システム管理者:SHIELDEXサービスのシステム設定を担当する管理者(基本無害化ポリシー、管理者設定など)

*チャネル管理者:システム内に存在する各チャネルを担当する管理者(グループポリシー、無害化処理結果管理など)


システムモニタリングと状態


**「システムモニタリング」**では、リアルタイムのサーバーリソース状況を提供します。

  • リアルタイムのサーバーリソース(CPU、MEMORY)値と閾値に対するグラフを提供します。
  • *閾値:サーバーのCPUとMEMORYの異常徴候を知ることができる境界値です。閾値を超え、特定の時間維持される場合、管理者にメール通知を送信できます。
  • SHIELDEX製品はCPU演算を多く使用するため、リソース使用量が一時的に90%以上に上昇することがあります。ただし、CPU占有率が90%以上で10分以上継続する場合、これはサーバー仕様に対するデータ流入量が過度な状態で、サーバーの異常徴候と判断されます。
  • SHIELDEX製品のメモリは基本的に80%を超えないように設計されており、それを超える場合はサーバーの異常徴候と判断できます。

「システム状態」では、リアルタイムのサーバーリソース使用率状況を提供します。

  • リアルタイムのサーバーリソース(CPU、MEMORY、DISK)の使用率をパーセンテージ値で表示します。

主要サービス状態


**「主要サービス状態」**では、SHIELDEXを構成するサービスの状態と整合性検査結果を提供します。

  • 主要サービスは**「管理者ウェブコンソール」、「無害化インターフェース」、「無害化サービス」**で構成されています。

  • 自動検査または手動検査を通じて、必須サービスの整合性状態に関する結果を提供します。

    • 自動検査、手動検査は[管理者設定] - [整合性検査管理]タブで自動検査スケジューラーを登録するか、手動検査を通じて進行できます。
  • サービスに問題が発生した場合、エラーメッセージを出力して状態値を表示します。




2. 無害化ダッシュボード


ウェブ管理者コンソールのホーム画面で無害化進行状況と処理結果に関するダッシュボードを確認できます。

このダッシュボードは「システム管理者」アカウントでログインして特定のチャネルページにアクセスするか、

「チャネル管理者」アカウントでログインした場合に表示されるダッシュボードです。


無害化進行状況


**「無害化進行状況」**では、搬入要求ファイルの無害化進行状況を確認できます。

  • 進行状況は**「合計」、「待機」、「進行中」、「完了」**に分類され、各分類別に該当件数が表示されます。

無害化処理結果


**「無害化処理結果」**では、無害化完了した原本ファイルの処理結果と危険度状況を提供します。

  • 日平均無害化処理速度と月平均無害化処理速度を表示します。
  • 処理結果:無害化作業が完了した原本ファイルの処理結果を表示します。
  • 処理結果は**「完了」、「成功」、「例外」、「遮断」**に分類されます。
完了成功、例外、遮断の合計です。
成功無害化が完了した場合に該当します。
例外ポリシーによって原本搬入された場合に該当します。
遮断ポリシーによって遮断された場合に該当します。

-危険度:無害化に成功したファイルに対して、原本ファイルに含まれた危険コンテンツ要素に基づく危険度を表示します。

  • 危険度は**「安全」、「疑い」、「警告」、「危険」、「深刻」、「改ざん」**に分類されます。
安全疑われる危険要素コンテンツがない場合です。(ポリシーによって原本搬入された場合は合計に含まれません。)
疑いオブジェクトおよびハイパーリンクが含まれている場合です。
警告マクロおよびActiveXが含まれている場合です。
危険外部データ接続が可能な要素が含まれている場合です。
深刻識別できないコンテンツが含まれている場合です。
改ざんフォーマットと拡張子が一致しない場合です。