完全性検査管理
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完全性検査管理機能は、SHIELDEXシステム 内の主要構成要素(Webコンソール、インターフェース、無害化サービスなど)に対して定期的に完全性検査を実行し、システムの改ざん有無を確認するための機能です。
⚠️「完全性検査管理」の設定権限は [管理者タイプ - システム管理者] にあります。
管理者権限の設定は [管理者設定] > [アカウントおよび権限管理] にて可能です。
機能概要
- 完全性検査は 自動周期実行 および 手動実行 が可能です。
- 検査結果は成功/エラー件数で要約され、各結果の詳細情報を確認できます。
- エラー発生時はエラーメッセージと共に原因を追跡可能です。
設定項目
項目 | 説明 |
---|---|
使用オプション | 完全性検査機能の有効/無効を設定します。 |
検査周期 | 自動検査の繰り返し周期を選択します。 |
完全性検査開始 | 手動ですぐに完全性検査を実行します。 |
設定変更後は、必ず [周期設定反映] ボタンをクリックして適用してください。
検査結果の確認
検査履歴は以下の項目に基づきリストに表示されます。
項目 | 説明 |
---|---|
検査日時 | 該当の完全性検査が実行された日時です。 |
検査方法 | 自動検査または手動検査の区分です。 |
検査対象数 | 完全性検査が実行された対象項目の数です。 |
成功/エラー数 | 正常確認された項目数とエラーが発生した項目数です。 |
各行をクリックすると、検査結果の詳細情報を確認できます。
検査結果詳細表示
検査履歴の項目をクリックすると、右側に詳細パネルが表示され、以下の情報が確認できます。
項目 | 説明 |
---|---|
検査日時 | 実行された検査日時 |
検査方法 | 自動/手動の区分 |
サービス対象 | 検査対象の構成要素名(例:管理者Webコンソール、無害化インターフェースなど) |
サービス状態 | 現在のサービス動作状態(例:正常/エラー) |
完全性状態 | 完全性検査の結果状態(例:正常/エラー) |
検査結果詳細 | 完全性比較結果またはエラーメッセージ(例:Sign confirmed、HTTP 500など) |
エラー発生時は、詳細ログにより問題箇所やコードを迅速に特定できます。
参考事項
- 完全性検査は システム改ざんの早期検知 のため、周期設定を有効化した状態で維持することが推奨されます。
- エラーが継続したり、特定のコンポーネントで繰り返し発生する場合は、直ちに担当者へ連絡し、システム点検を行ってください。