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データ整理スケジュール管理

[管理者設定] > [データ整理スケジュール管理]

データ整理スケジュール管理は、SHIELDEXシステムに保存されたデータのうち、一定期間が経過した項目を自動的に整理し、ストレージを効率的に管理する機能です。
管理者はデータベーステーブルおよびファイルパスを基準に、整理の周期および保存期間を設定できます。

⚠️「データ整理スケジュール管理」の設定権限は [管理者タイプ - システム管理者] にあります。
管理者権限の設定は [管理者設定] > [アカウントおよび権限管理] にて可能です。


▷ データベース

「データベース」タブでは、SHIELDEXシステム内部の主要なテーブルに対して整理ポリシーを設定し、定期的にデータを削除します。


主な設定項目

項目説明
スケジューリング有効化データ整理スケジューリングのON/OFFを設定します。
スケジューリング周期整理作業の実行周期を設定します。
保存期間各テーブルのデータの最大保存期間を設定します。

設定後は、[周期設定反映]、[保存期間反映] ボタンをクリックして反映してください。


データ整理対象テーブル

テーブル名テーブルの説明
file_specificationファイルサイズ、形式、保存場所などの情報を保存するテーブルです。
cdr_serviceCDRサービス処理結果に関するデータを保存するテーブルです。
file_encryption_keysファイルの暗号化/復号に使用されたキー情報を保存するテーブルです。
file_inspectファイル検査作業に関する記録データを保存するテーブルです。
status_infoシステムの状態および設定情報を保存するテーブルです。
download_infoファイルのダウンロード要求時間および状態情報を保存するテーブルです。

実行結果項目

項目説明
実行日データ整理作業が実行された日付です。
整理前データサイズ合計整理前のテーブル全体の容量です。
整理後データサイズ合計整理後に残ったデータの容量です。
整理前レコード数整理前の総レコード数です。
整理後レコード数整理後の残ったレコード数です。

▷ ファイル

「ファイル」タブでは、SHIELDEXシステム内の無害化関連ファイルやログファイルの保存パスについて保存期間を設定し、スケジューリングによって定期的にデータを整理します。


主な設定項目

  • スケジューリング有効化:整理作業の実行可否を設定します。
  • スケジューリング周期/曜日/時間:整理が行われる間隔と時間帯を設定します。
  • 各パスごとに 保存期間 を個別に設定できます(日単位で入力)。

設定後は必ず [周期設定反映] ボタンをクリックして適用してください。


データ整理対象パス

各項目をクリックすると、保存期間を編集できるポップアップウィンドウが表示されます。

対象パスパスの説明保存期間
sd_in無害化前の元ファイル保存パスです。-
sd_out無害化完了ファイルの保存パスです。-
sd_backup無害化されたファイルのバックアップ保存パスです。-
sd_tmp無害化処理中に使用される一時パスです。-
logサービスログの保存パスです。-
sanitrans_tmp無害化エンジンが使用する一時パスです。-

各パスをクリックすると「保存期間」編集ポップアップが表示されます。


実行結果項目

項目説明
実行日データ整理作業が実行された日付です。
整理前データサイズ合計整理前の全体保存容量です。
整理後データサイズ合計整理後に残った保存容量です。
整理前ファイル数整理対象ファイルの総数です。
整理後ファイル数整理後の残ファイル数です。

参考事項

  • データ整理周期はシステムログ、ファイル保存ポリシー、ディスク容量などを考慮して設定してください。
  • 保存期間が短すぎると監査や履歴追跡が困難になる可能性があるため、適切な基準を維持してください。
  • ファイルとデータベースの整理はそれぞれ独立してスケジューリングされ、[設定反映] ボタンを押さなければ適用されません。